ソフトテニスのルール
国際ソフトテニス連盟(ISTF)のルールに基づく、コートとネット、ボールとラケット、得点、サーブ、ラリー、ダブルスの説明です。PSTAの大会もこのルールで行われます。最後に硬式テニスとの比較があります。
コートとネット
ソフトテニスは普通のテニスコートでプレーします。ダブルスコートは23.77 × 10.97 m、シングルスコートは23.77 × 8.23 m、サービスラインの間隔は12.80 mです。ラインに触れたボールはインです。
ネットは黒で、高さ1.07 m(規定では1.06 mまで可)、12.80 m間隔のポストの間に全長にわたって同じ高さに張ります。硬式のコートではネットは中央のストラップで下に引かれています。ソフトテニスをするには、ストラップを外すか中央を支えて、ネット全体を同じ高さにすれば十分です。
仕様
- コート(ダブルス): 23.77 × 10.97 m
- コート(シングルス): 23.77 × 8.23 m
- サービスライン: 間隔12.80 m
- センターマーク: ベースライン中央に0.15 m
- ネット: 全長にわたって1.07 m、長さ12.65 m、網目3.5 cm以下、黒
- ポスト間隔: 12.80 m
- ボール: 30〜31 g、直径66 ± 1 mm、150 cmから落として70〜80 cmの弾み
ボールとラケット
ボールはゴム製の中空で、空気を入れて使います。重さ30〜31 g、直径66 mm(許容差1 mm)、150 cmから落とすと70〜80 cm弾みます。空気は数週間保ち、その後はバレーボール用のような針付きのケンコーポンプで補充します。規定ではボールは白です。PSTAとISTFの大会では白のケンコー TSOW-V を使い、イエローも同じ公認球で、カラーボールは練習用です。
ラケットは両面のガットが同じで、ガットが交差していなければなりません。素材、重さ、フレームの大きさは自由です。ソフトテニスラケットは210〜275 g、硬式ラケットはガット込みで通常300 g以上です。
得点
得点は1、2、3、4と数えます。先に4ポイントを取った側がゲームを取ります。3対3でデュースとなり、2ポイント差がつくまで続けます。
試合は7ゲームまたは9ゲームで行い、7ゲームなら先に4ゲーム、9ゲームなら先に5ゲームを取った側の勝ちです。
7ゲームマッチで3対3、9ゲームマッチで4対4になるとファイナルゲームを行います。先に7ポイントを取った側の勝ちで、6対6でデュース、2ポイント差がつくまで続けます。ファイナルゲームではサーブは2ポイントごとに交代し、コートチェンジは最初の2ポイントの後、その後は4ポイントごとです。
規定では、15ポイント、3ゲーム、5ゲームの短い試合や、3セット、5セットの長い試合も認められています。大会はダブルス、シングルス、ミックスダブルス、団体戦で行われます。
サーブ
サーブはベースラインの後方、センターマークの延長線とサイドラインの間から、対角のサービスコートに打ちます。ゲームの最初のポイントは右側から、次は左側から、以後交互に打ちます。
サーブは2本あります。1本目のフォルトは失点になりませんが、ダブルフォルトは失点です。ボールがネットに触れて正しいサービスコートに入った場合はレットで、サーブをやり直します。
規定は打ち方を定めていません。ボールを手でトスし、落ちる前に打ちます。硬式のようなオーバーハンドでも、アンダーハンドでもかまいません。
ベースライン、サイドライン、センターマークを踏む、または打つ前にコート内に入るとフットフォルトで、そのサーブはフォルトです。
サーブの順番:ダブルスではペアの各選手が2ポイントずつ交互にサーブし、この順番はゲームの終わりまで変わりません。ゲームごとにサーブ権は相手側に移ります。ファイナルゲームではサーブは2ポイントごとに交代します。
ラリーと失点
ボールはワンバウンドまたはノーバウンドで返します。次の場合に失点となります。
- ボールがネットを越えない、またはコートの外に落ちる
- 自分側でボールが2度バウンドする
- ボールが体や衣服に当たる(ボディタッチ)
- 選手、ラケット、衣服がネットやポストに触れる(ネットタッチ)
- ボールを打たずにラケットがネットを越える(オーバーネット)
- ボールを2度打つ、またはガットの上で運ぶ(ドリブル、キャリー)
ライン上のボールはインです。ポストの外側を通って相手コートに入ったボール、ネットに触れて越えたボールもインです。
ダブルスとシングルス
ISTFのルールはダブルスを基本に書かれています。ペア内ではサーブは2ポイントごとに交代し、レシーブの左右はゲームの初めに決めてゲームの終わりまで変えません。サーブ権はゲームごとに相手ペアに移り、コートチェンジは奇数ゲームの後に行います。ペアの一人は通常ネット際、もう一人はベースラインでプレーします。
シングルスは狭いコートで行います。その他のルールは共通です。
試合の進行と中断
試合は中断なく進めます。ポイントやゲームが終わったら、1分以内に次の準備を整えなければなりません。
けがの場合は最長5分のメディカルタイムが認められ、1人の選手につき1試合で2回までです。
行動規範に違反すると審判が警告(イエローカード)を出します。同じ選手が1試合で3枚目のイエローカードを受けるとレッドカードで失格です。
ソフトテニスと硬式テニスの主な違い
| 項目 | ソフトテニス | 硬式テニス |
|---|---|---|
| ボール | ゴム、30〜31 g、66 mm | フェルト、約57 g、約67 mm |
| ラケット | 210〜275 g | ガット込みで通常300 g以上 |
| ネット | 1.07 m、全長にわたって同じ高さ | ストラップで固定、中央91.4 cm |
| 得点の数え方 | 1、2、3、4 | 15、30、40 |
| 試合 | 7ゲームまたは9ゲーム、ファイナルゲームは7ポイント | 6ゲームのセット、タイブレーク |
| 形式 | 主にダブルス | 主にシングルス |
プレーにはラケット、ボール、ポンプが必要です。
スターターセットを見る国際ソフトテニス連盟の「ソフトテニス競技規則(ISTF)」に基づいて作成しました。プレーヤー向けの解説であり、規定の翻訳ではありません。疑義がある場合は連盟サイトの原文が優先します。
