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ガイド

ソフトテニスと硬式テニス:何が違う?

同じファミリー、別のスポーツ。ボール、スコア、ネット、技術。2つの競技の違いを正確に解説します。

2026年7月12日

ソフトテニスと硬式テニス:何が違う?

ソフトテニスは1884年に日本でテニスから生まれました。遠目にはテニスの複製に見えます。同じコート、似たラケット、見慣れたラリー。しかし近くで見れば、独自のボール、スコアリング、技術を持つ別のスポーツです。どちらの方向に乗り換えるにしても大切な違いを、以下にすべてまとめました。

ボール:すべての違いの源

硬式テニスボールはフェルト張りで約57g。ソフトテニスボールはゴム製で中空、同じ直径で30〜31gです。同じ大きさで半分の重さということは、空気抵抗が大きいということ。ボールはゆっくり飛び、低くバウンドし、打つ前の準備時間が長くなります。

ほかのほぼすべてが、ここから導かれます。ラリーは長く続き、ゲームはより戦術的になり、軽いボールを打つ衝撃は小さいため、手首・ひじ・肩への負担も軽くなります。子どもも大人もシニアも同じ土俵でプレーできるのはこのためです。

ラケットとガット

ソフトテニスラケットは硬式より軽くしなやかで、ガットはずっと低いテンションで張られます。硬式ラケットでソフトテニスを試すことはできますが、継続的にプレーするなら打球感の違いは無視できない大きさです。道具の選び方はラケット選びのガイドで解説しています。

コートは同じ、ネットが違う

コートの寸法は同一なので、ソフトテニスはどのテニスコートでもプレーできます。違いはネットです。硬式のネットは中央が91.4cmまで下がりますが、ソフトテニスのネットは全幅にわたり1.07mで水平に張られます。レクリエーションなら、センターストラップを緩めるだけで十分です。

スコアと試合形式

ソフトテニスのポイントは1、2、3、4と数えます。テニスの15、30、40はありません。4ポイントを先取した側がゲームを取り、3対3ではデュースとなり2ポイント差がつくまで続けます。

試合は1セット制:シングルスは4ゲーム、ダブルスは5ゲームの先取です。タイブレークの代わりに、7ポイント先取のファイナルゲームを行います。そのため試合は硬式より短く、密度が濃くなります。スコアの詳細はルールページで解説しています。

技術:グリップとサーブ

硬式経験者が最も驚くのはここです。ソフトテニスではウエスタングリップが主流で、フォアハンドとバックハンドを同じ面で打つことも珍しくありません。サーブは上からも打てますが、カットを効かせたアンダーサーブは大会レベルでも使われる立派な武器です。低く弾む回転のかかったボールは攻めにくいのです。

もうひとつの違いはプレー形式です。テニスは実質シングルスのスポーツですが、ソフトテニスはダブルス中心に発展してきました。前衛と後衛の役割分担があり、ペアの戦術はそれ自体がひとつの学問です。

どちらのスポーツが誰に向いているか

どちらか一方を選ぶ必要はなく、両方を楽しむプレーヤーも大勢います。ソフトテニスは始めるハードルが低く、最初の練習からラリーができて、関節への負担も少ない。ひじや肩の故障明けのプレーヤーには特にありがたい特徴です。硬式プレーヤーには新鮮な戦術的・技術的チャレンジを、初心者には本物のコートでのプレーへの最短ルートを提供してくれます。

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